RADWIMPSさんはユニバーサルミュージックに所属する4人組の人気ロックバンドです。
新海誠監督の長編アニメーション映画「君の名は。」「天気の子」の音楽を担当し、「前前前世」「愛にできることはまだあるかい」は多くの人は一度は聞いたことがあると思います。
社会現象と言えるほどのヒット曲となった「前前前世」収録のアルバムである「人間開花」は衝撃的なジャケットで話題になったのを覚えています。
当時興味を惹かれたアルバムでしたが、ジャケットが怖いなと感じて購入しなかったことを思い出しました。
2020年6月5日にキズナアイちゃんが「棒人間」の歌ってみた動画を投稿しました。
人間ではないバーチャル世界に住むスーパーAIであるキズナアイちゃんが歌うと、歌詞がより深い意味となって響いてくるのを感じました。
RADWIMPSさんの原曲をすぐに聞きに行きましたが、原曲の持つ哀愁と優しさをよく表現したカバーだと分かって感動しました。
この棒人間でRADWIMPSさんのアルバムに興味が出て、収録アルバムを調べてみると君の名は。の曲が収録された「人間開花」ではないですか。
元々リリース時に興味があったアルバムですし、DL版ならジャケットもそんなに気にならないので購入してみました。
RADWIMPS 「人間開花」
RADWIMPSさんのアルバム「人間開花」のダイジェスト動画がこちらです。
「人間開花」は2016年11月23日にリリースされた、メジャー6枚目通算8枚目のアルバムです。
ユニバーサルミュージックジャパンの邦楽レーベル、EMI Recordsから発売されました。
全15曲収録されています。
社会現象にもなった新海誠監督の長編アニメーション映画「君の名は。」の主題歌「前前前世」「スパークル」のオリジナルバージョンが収録されています。
マイルドとか棘がないなんてコメントがありますが、RADWIMPSさんの有名曲しか知らない私のような人間には十分インパクトがありました。
明らかに人間がテーマとなっている曲でアルバムなのですが、通して聞き終わった時に星空をイメージしました。
最後の方のO&Oや告白が綺麗で爽やかな曲だったからかもしれません。
3番のAADAAKOODAAからトアルハルノヒ、前前前世そして6番の’I’ Novelの4曲の流れがこのアルバムで一番好きな部分でした。
棒人間目当てだったのでそれ以外にいい曲が多くて得した気分です。
「人間開花」で私が好きな曲
アルバム「人間開花」で私が一番好きな曲は「トアルハルノヒ」です。
歌詞がいいですし、サビで一気に盛り上がる感じが好きです。
「ロックバンドなんてもんを やっていてよかった」の歌詞に特に実感がこもっていて、励まされ頑張ろうと思える曲だと思います。
いい曲がたくさん収録されていますが、このアルバムを人に紹介するなら結局は「君の名は。」の主題歌になるでしょう。
2曲紹介します。
1曲目は「前前前世 [original ver.]」です。
ちなみにmovieバージョンもあって、そちらのMVは2億4000万再生もされています。
originalバージョンとmovieバージョンの違いが分からなかったのですが、movieバージョンでは間奏になっている部分、3分17秒頃に「私たち 超えれるかな」と歌詞が追加されているのが違いだそうです。
あえて説明の必要がないくらいの有名曲で、一時期はテレビやお店で必ず1回は聞くくらいあちこちで流れていましたね。
改めて聞いても爽やかで力強く疾走感のある名曲です。
壮大さと青春感が「君の名は。」の世界観に相応しいです。
「人間開花」のアルバムについて調べていて知ったのですが、「君の名は。」で前前前世が流れている部分は2番に収録されている「光」を使う予定だったそうです。
確かに光は前前前世と似たものを感じる曲です。
どちらも綺麗な曲ですが、前前前世の方が全力で走っている感じがするので「君の名は。」には合っていると思います。
2曲目はスパークル[original ver.]です。
前前前世もmovieバージョンとoriginalバージョンが存在しますが、こちらは分かりやすくoriginalバージョンのサビ前の間奏が短くなっています。
話題になっている時に「君の名は。」と言えば前前前世の風潮がありましたが、当時から私はスパークルの方が好きでした。
ゆったりとしたメロディに美しい歌声が壮大な星空を感じさせます。
この曲は歌詞がすごいと思います。
生ぬるいコーラ、教室の隅、電車に揺られと等身大の学生を描いているのに、壮大な人間の時間も同時に表現されているのが現実と夢の間にいるような幻想的な世界観を作り出しているように私は感じました。
MVにもなっている「君の名は。」の映像の美しさと相まって本当に美しい曲です。