キズナアイの中国版、中華アイちゃんが8月3日の中国最大のゲームショウ「ChinaJoy」のNetEaseブースに登場し荒野行動とのコラボイベント「デビュー!荒野激萌え銃王」を発表しました。
https://www.weibo.com/6310478884/I0dZ2BfWT?type=comment#_rnd1565876756714
ビジュアルが中華アイちゃんだけで日本でのアナウンスが現在も行われていないことから中国限定でのイベントだと予想されています。
その荒野行動の運営がNetEaseです。
bilibili動画はアイちゃんを知る前から知っていたのですが、NetEaseについては中華アイちゃんがコラボするということで初めて知って非常に興味がわきました。
今回は中華アイちゃんとコラボする荒野行動の運営NetEaseについて調べてみたことを書いていこうと思います。
あのNASDAQに上場している思ったよりもずっと大きな会社で驚きました。
網易(NetEase)について
網易(ワンイー)およびNetEaseは中国の会社です。
NetEaseはあの荒野行動やIdentity V(第五人格)などの人気ゲームをリリースしている会社です。
さらに中国では網易というポータルサイトを1997年から運営しています。
ポータルサイトとは日本で言うYahoo!のようなもので検索だけでなくフリーメールやニュースなどを総合的に扱うサイトのことです。
中国には4大ポータルサイトが存在していてweiboの運営をしている「新浪」(Sina) 、歴史の長い 「捜狐」(Sohu) 、 テンセントの名が知られている「騰訊」(qq.com) 、そして網易 (163.com)を合わせて 「中国4大ポータル」 と呼ばれています。
NetEaseは2000年6月にNASDAQに上場しています。
2018年の年間総売上高は671億元、日本円で1兆円を超えています。
NetEaseの運営する荒野行動はPUBGと類似性があるということでPUBG側から配信の停止や開発の中止を求める裁判を起こされて約1年間争っていましたが、2019年3月に和解が成立しました。
和解が成立したことでパクリ疑惑も解消されましたが、パクリ疑惑のあったゲームということで個人的にはあまり大きくない会社のイメージがあったので想像よりもずっと大きな会社で調べていて驚きました。
またゲームが主力ではありますが、中国4大ポータルサイトを運営している手広く色々やっている会社であるのも想像と違って驚きました。
NetEaseが携わるゲームについて
ファミ通さんの記事を見てさらに驚きました。
中国ゲームメーカーの雄、NetEaseプレスカンファレンスをリポート!
2019年5月のプレスカンファレンスのリポート記事です。
戦略コラボではポケモンクエストやマーベルとの提携が発表されたそうです。
陰陽師本格幻想RPGはBLEACHとのコラボ、荒野行動は新世紀エヴァンゲリオンとのコラボを発表しています。
さらに注目するべきは15年以上の歴史のある人気宇宙MMORPG「EVE Online」、そして世界中で大人気のサンドボックスゲーム「Minecraft」の中国展開をしている会社がNetEaseだということです。
ビックタイトルをいくつも展開している会社であること、新作ゲームの情報を見ると技術力もある会社であることが分かります。
そもそも荒野行動が全世界ダウンロード数5000万DLを超える人気ゲームで思っているよりも規模が大きいです。
そんな人気ゲームと6月30日に登場していきなりコラボ出来るのは中華アイちゃんとしてもまたとない機会でしょう。
中国限定だったとしてもキズナアイは知っていても中華アイちゃんは知らない人もいるはずです。
このコラボをきっかけにして中華アイちゃんを知ってもらえたら良いなと思います。
今回NetEaseについて調べてみてビックタイトルをいくつも展開しポータルサイトの運営もする非常に大きな会社だということも分かりました。
大きな会社なのでもしかしたら中華アイちゃんは再びNetEase関連のお仕事を貰える可能性もあるので、まずは荒野行動とのコラボでいい結果が出ることを祈りたいです。