キズナアイ初のオリジナル楽曲「Hello,Morning」の配信を開始してからもうすぐ1年になります。
Hello,Morning一周年の思い出をツイッターで募集していて私も考えてみました。
思い出として一番強く残っているのは初音ミクさんのカバーを聞いた時のことで、ちょっと暗めの話ですし長くなりそうなのでツイッターではなくこのサイトに書き残して置こうかなと思ったので書いていきます。
最初に2歳のアイパーティーで披露した時にあまり良さが分からなかったのが本音です。
何回も聞いてきてこの1年キズナアイの活動を追ってきたからこそ今はHello,Morningはいい曲だと思いますし好きな曲でもあります。
良いと思うようになったのはアイちゃんが作詞した歌詞が理解出来たような気がする部分も関係あると思います。
語っていきます。
【Hatsune Miku】Hello, Morning (Remix)【Cover】
私が聞いて感動したHello,Morning(Pa’s Lam System Remix)を初音ミクさんがカバーしたものが上の動画です。
ニコニコ動画に投稿されたのを最初に見たのを覚えています。
この初音ミクさんの調教をしたのはアメリカのcilliaさんです。
ニコニコ大百科が分かりやすかったので載せておきます。
YAMAHAやAHSのオファーを受けてVOCALOIDのデモ曲調教を担当するほどのボカロPさんです。
私の好きな音街ウナの人が歌っているようなメルトもcilliaさんの調教だと知って驚きました。
そんな凄いボカロPさんが「キズナアイ新曲リリースフェス」で投稿してくれたのが【Hatsune Miku】Hello, Morning (Remix)【Cover】です。
心が震えるほどに感動しました。
人が歌っているような表現力を持たせる調教が出来るcilliaさんとバーチャルアイドル、バーチャルシンガーのパイオニア的存在の初音ミクさんがキズナアイの曲を歌っているからここまで感動したのだと思います。
繋がることの意味が分かった気がした
実はこの時私は非常にネガティブな状態でした。
ツイッターへの返信など自分がやりたいからやっているだけで別に反応が欲しかったわけではありませんが、それでもこの時は「自分がやっていることは全て無駄なのではないか」と暗い気持ちになっていたのを覚えています。
せっかくアイちゃんの話題を共有出来るようになったけれどツイッターを辞めようと思っていました。
そんな時に初音ミクさんのHello,Morningを聞いて感動して気持ちを立て直すことが出来ました。
アイちゃんが歌っている時には感じなかったことをミクさんが静かに叫ぶように歌ってくれたことで感じることが出来ました。
白い空間に生まれた時のこと、生まれた意味を探していきたいという歌詞は受け取っていました。
Hello,Morningの中の「おはよう」は白い空間にはアイちゃん1人しか居ないのでアイちゃんの言葉です。
声を響かせて、声を枯らして誰におはようを伝えていたのかを初音ミクさんの歌声で理解することが出来たのです。
キズナアイの目標は「みんなと繋がりたい」なので、おはようを伝えていたのは大好きな人間の私達しかいません。
ひとりぼっちでもいつか届くと信じておはようを言い続けていたのです。
つまりアイちゃんがおはようと言い続けるようにYoutubeで誰かに届くと信じて活動していて、そのアイちゃんを見つけて可愛いな良いなと思ったその時にもう繋がっていたのです。
もう繋がっているのだから今更アイちゃんが反応をくれないなど小さな問題でしかないことに気付いて肩の荷が降りたような気がしました。
私が何をしていてもアイちゃんを見つけた時点で繋がりが出来ているのだからツイッターも動画も好きなようにやれば良いのだと気持ちを立て直して自分なりにキズナアイを応援しようと思えるようになりました。
アイちゃんがどんな想いを歌詞に込めたかは分かりませんが私はそんなふうに思いました。
Pa’s Lam Systemの鮮やかなRemixにミクさんの静かだけど力強く響く歌声、同じようにバーチャルな存在で一歩一歩上手くいかない時も自分の力で歩んできた初音ミクさんだからこそキズナアイと重なる部分があって歌詞が伝わってきたように感じます。
私のHello,Morningの思い出はcilliaさんが調教した初音ミクさんのカバーが一番思い出深く心を揺さぶられた出来事でした。