キズナアイとフレグランスメーカーセントネーションズのコラボによるオリジナルフレグランス「ベリーミルク」と「アップルハーブス」が発売されました。
どちらも女性向けの甘い香りですが、この香水をきっかけに香水に興味を持った男性もいると思います。
そんな方のためにメンズ向けの香水の選び方を紹介したいと思います。
専門家でもなんでもないですが、自分用の香水を悩みながら購入した経験があるのでその経験をお伝えします。
先に結論を言うと「実際に香水を試してみて気に入った香りのものを買うべき」と当たり前のようなものになりますが、香りを嗅がずにネットで購入しようとしていた私のような人がいるならそれはやめたほうがいいです。
語っていきたいと思います。
香りの好みは人それぞれ
私が自分用の香水を購入しようとした時、どうやって買おうとしたかと言うと売上ランキング上位のものをネットで香りも知らず買おうとしていました。
専門店に香りを確かめに行って香水の種類の多さ、そして香りの好みが人それぞれであることを実感しました。
売上ランキング上位で商品説明やレビューを見て爽やかで自分に合いそうだと思った香水を実際に嗅いでみたら、全く好きな香りではありませんでした。
ランキング常連の有名香水の中には絶対に身につけるのは無理だと感じるものもありました。
逆に批評されている香水の争点になっている香りが好きなものもありました。
味覚のように嗅覚も人それぞれのようでランキングやレビューは参考にはなりますが、実際に試してみないと好みかどうかは分からないのです。
商品名を出しますが、「ドルチェ&ガッバーナ ライトブルー」「ブルガリ プルオーム」はどこで売上ランキングをしてもトップ5に入る人気のメンズ香水です。
この2つは私もいい香りだと思いましたし万人向けだと感じましたが、それでも人によっては好きではない人もいると思います。
そこまで香りが強くはありませんし、特に候補がないなら最初に試してみるのにおすすめの香水です。
実際に体に付けて試すべき
香水を販売している店舗に行って試すための紙を嗅いで好みの商品を探せばいいのですが、いくつか注意しなければならないことがあります。
本当は自分の体に付けて30分から1時間はその香水を体験出来るのがベストだと思っています。
香水は複数の香料から成り立っており時間が経つにつれ香りが変化するものが多いです。
それぞれトップノード、ミドルノード、ラストノードと言い、最初の香りトップノードは最も強く香りますが香りが消えるのも早く30分もすればほとんど香らなくなるはずです。
ずっと香りが変わらない香水もありますがトップミドルラストと香りが変化する香水で困ることは「トップノードだけ好きな香り」のパターンです。
香水を試す時は基本的にはトップノードの香りを嗅ぐことになります。
最初の香りだけ気に入って購入していざ付けてみたら、時間が経って変化した香りは好きではなかったというのは残念な結果ですね。
香りの変化する香水はミドルノードの時間が最も長いものがほとんどだと思いますが、長い時間のミドルノードの香りが好きではなかったらせっかく購入した意味がないですね。
また香水は人の体温や体臭によっても変化するもので相性があります。
試していて紙のテスターに付けて嗅ぐのと肌に乗せて嗅ぐのでは印象が違う香水がありました。
他人が付けていると抹茶アイスのような良い香りがするのに、自分が付けると抹茶パウダーのような乾いた香りになってしまった香水もありました。
体温や湿度の違いで香りが変化するので付けるたびに印象が変わることを売りにする「シャネル アリュールオム」のような香水もあります。
香水は人が付けることを想定して作られているので、紙と35、6度の皮膚に付けるのでは香りの印象が変わる可能性があります。
体温や体臭による変化もありますが、それよりも紙と皮膚の差のほうが大きいのでしょうから、出来れば実際に付けて試してみるべきでしょう。
そして香りは変化するので、体に付けた状態で出来れば30分から1時間はどう変化するのか試せるのがベストです。
せめて10分でも体に付けて香りを試してみるべきです。
おそらく紙のテスターで嗅ぐのとは印象が変わるはずです。
温かいほうがより香水の香りは拡散するので私は体に付けたら香りが強くなることを感じたので、紙の段階で香りが強いと感じたら香りが強すぎるかもしれませんね。
香水は使い分けるもの
たまにバーチャルYoutuberで香水の写真をupしている方がいますが、大体複数の香水が写っているはずです。
もちろんずっと1つの香水だけを気に入って使い続けている人もいますが、香水は使い分けるものだと思います。
女性の場合は服装によって香水を変えることもあるようですが、男性でもカジュアルスタイルとフォーマルスタイルでは本当は使い分けるべきなのでしょうね。
服装で香水を使い分けている男性はオシャレだと思います。
ただ爽やかなメンズ香水なら比較的どんな服装でも使用出来ます。
じゃあ男性はどんな時に使い分けるのかと言うと暑い時と寒い時です。
夏に温かみのある香りがしていたら暑苦しいですし、冬にスッキリとした水のような香りがしていたら寒々しく感じてしまいます。
四季がはっきりと別れている日本ではせめて夏と冬で男性も香水を使い分けるべきなのでしょう。
爽やかな香りを冬に付けていても問題ないのでしょうが。
何が言いたいかと言うと無理矢理1つの香水だけを選ぶ必要はないということです。
香水を試していると1つしか気に入らないなんてことはなくて、複数好きな香りと出会えるはずです。
その中から1つを選ぶわけですが、その1つしか使ってはいけないなんてことはないのです。
温かみのある甘い香りは冬用などと使い分けていいのです。
大容量の香水を複数購入すると使い切れなくて困ってしまいますが、少量なら複数購入して気分で使い分けるのも楽しいでしょう。
失敗してもいいと思って購入するなら別ですが、失敗したくないなら実際に試してから購入するべきだと私は思いますしおすすめします。