バーチャルYoutuberの世界で10分でイラストを描く「10分チャレンジ」が流行ったことがありました。
恐らくブームの始まりは輝夜月ちゃんの「輝夜月10分チャレンジ」だと思います。
月ちゃんが描いて、アイちゃんが描いて、シロちゃんが描いてとリレーのように10分チャレンジ動画が出てワクワクしたのを覚えています。
10分チャレンジ動画で色々な人のイラストが見れて楽しかったのですが、輝夜月10分チャレンジがきっかけで描かれた特に印象に残っているイラストが4枚あります。
キズナアイちゃんが描いた輝夜月ちゃん、輝夜月ちゃんが描いたキズナアイちゃん、キズナアイちゃんのキャラクターデザインを手掛けた森倉円先生の輝夜月ちゃん、輝夜月ちゃんのキャラクターデザインを手掛けたMika Pikazo先生のキズナアイちゃんです。
キズナアイちゃんを「おやぶん」と慕い仲の良い輝夜月ちゃんと、2人の生みの親がお互いのイラストを描き合った非常にレアなイラストです。
それぞれのイラストと流れ
きっかけとなった「輝夜月10分チャレンジ」は2018年5月にTwitterに投稿されました。
月ちゃんがただの気まぐれで描いたのか、みんなにも挑戦して欲しくて始めたのかは分かりませんがまずは月ちゃんが自分のイラストを10分で描くところから始まりました。
意味のない下書きを描いて笑いを誘いながら、10分で非常に上手いイラストを描けるのは流石だと思います。
月ちゃんが大好きなキズナアイちゃんが「輝夜月10分チャレンジ」に挑戦したのがこの動画です。
アイちゃんは絵の腕前は普通だと言っていますが、十分に上手いのがこの動画で良く分かります。
アイちゃんの絵はぬくもりを感じて私は大好きです。
延々と月ちゃんへの愛を語りながら10分間で書き上げる様子は必見です。
動画を投稿した6月17日に「キズナアイ10分チャレンジ」もやってくれても良いんだからねと本人がTwitterのタグまで用意しました。
これに素早く反応したのが輝夜月ちゃんのキャラクターデザインを手掛けたMika Pikazo先生です。
6月17日当日、しかも時間を見るとアイちゃんのツイートから1時間後に投稿していてスピード感に驚きます。
そして一流のイラストレーター、10分で描いたとは思えないレベルのイラストで感動しました。
下書きの段階で抜群に可愛くて上手いのにそこからさらに線が綺麗になり、彩色まで出来てしまうのは凄いと思います。
Mika先生らしくちょっとやんちゃな感じのアイちゃんのイラストで、制作過程まで見れる貴重な動画です。
さらにキズナアイちゃんのキャラクターデザインを手掛けた森倉円先生も流れに乗って「輝夜月10分チャレンジ」に挑戦してくれました。
やはり一流のイラストレーター10分で描かれたのが信じられないレベルのイラストです。
線が最小限なのに髪がふわふわで何度見ても不思議です。
森倉先生らしい女の子感のある月ちゃんのイラストで制作過程まで見れるのは貴重な動画だと思います。
そして最後に輝夜月ちゃんが七夕の生放送で「キズナアイ10分チャレンジ」にして描いたイラストです。
元々動画にしようと思っていたそうですが、描いていると黙ってしまいそうなので生放送でチャレンジしたらしいです。
アイちゃんの2歳の誕生日を祝うアイパーティー後の生放送で、「おやぶん本当におめでとう」なんて言いながら描いていきました。
色合いがカラフルでキラキラしているのはアイパーティーの影響を受けていると私は思いました。
生放送ならではの出来事として、最初瞳の色を青で塗ってしまったのですが「おやぶんの目、緑じゃね?」と言ったのにアイちゃん本人がコメントで「緑!!」と反応していたのが印象的でした。
愛情たっぷりの貴重なイラストだと思います。
「輝夜月10分チャレンジ」がきっかけでお互いのイラストを描きあった微笑ましいエピソードでした。
特にMika Pikazo先生のキズナアイちゃんと森倉円先生の輝夜月ちゃんのイラストは貴重だと思いますし、時間を作って描いてくれたことがファンとしてはとても嬉しくて今でもその時の感情を覚えています。