Discordを活用する機会がありTwitterとは違うコミュニティとして使えて快適で便利なコミュニケーションツールだと実感しています。
ただDiscordを使用するだけでなくサーバーを建ててサーバーの管理者として設定を行う貴重な経験をしました。
サーバーを建てるというと大げさに聞こえますが、LINEのトーク画面を作るような感じで気軽に作れます。
サーバーは簡単に作れるのですが設定でいくつか苦労しました。
例えば権限について知りたければ調べて簡単に分かりやすいサイトに辿り着けるのですが、通知とプライベートチャンネルについてはなかなか該当サイトに辿り着けず苦労しました。
私がつまづいた通知とプライベートチャンネルについて簡単に解説したいと思います。
通知のオフでサイレントのチャンネルを作れる
まずは通知についてです。
Discordの通知設定はユーザー側でも通知のオンオフの設定が可能です。
あえてサーバー管理者が設定する必要はないのですが、実はチャンネルごとに通知のオンオフが可能なのです。
Discordのチャンネルだけ通知をオフにすることにはメリットがあります。
例えば普段はプッシュ通知を受けたい人が多い、しかし深夜にテキストチャンネルで話がしたくても通知をオンにしている人が多いと通知して起こしてしまうかもしれない。
こんな時に通知しない「サイレントのチャンネル」があれば深夜でも気軽に盛り上がれて便利だと思いませんか?
他にもテスト用に大量に送信したい時、絵文字などで数秒ごとに送信するやり取りをしたい時などに便利です。

やり方は簡単でサーバー管理者ならば通知設定から「通知の上書き」でチャンネルごとに通知の設定を行うことが出来ます。
画像ではテストチャンネルを選択してミュートにチェックすることで通知設定をオフにしました。

もっと簡単な方法があってチャンネルを開いてチャンネル名の右側にベルマークがあります。
こちらをクリックすることで通知をオフ、つまりミュートにすることが出来ます。
通知がオフになったサイレントのチャンネルはチャンネル一覧で文字の色が薄く表示されます。
サーバーメンバーに通知が行かなくなるので気軽に送信出来て、サーバーに1つミュートのチャンネルがあると意外と便利だと思います。
プライベートチャンネルの設定について
プライベートチャンネル設定はかなり苦戦しました。
プライベートチャンネルとは特定のメンバーしか閲覧や書き込みが出来ないチャンネルのことです。
サーバーを複数人で管理している時に管理スタッフだけで話し合い行うなどの使い方をします。
ちなみに全員が見れていたチャンネルを後からプライベートチャンネルにすることも可能です。
プライベートチャンネルは最初に設定しないと作れないと思っていたのでもっと柔軟に使えることを知って驚きました。
新規でプライベートチャンネルを作る方法は簡単で、チャンネル名を決めて下に行くと「プライベートチャンネル」のスイッチがあるのでONにしてチャンネルにアクセス出来る役職を選択するだけです。
プライベートチャンネルが無事に作成できるとチャンネル名の左側の#の右上に鍵マークが表示されるようになります。

後からチャンネルをプライベートチャンネルにする方法ですが、チャンネルの編集から権限に移動します。
全メンバーを表す@everyoneを選択して、テキストの権限のメッセージを読むを画像のように×を選択します。
これでこのチャンネルは全メンバーがメッセージを読めない状態=プライベートチャンネルとなります。
ちなみにサーバーの管理者だけはこの状態でもチャンネルの閲覧も書き込みも可能です。

このままだとこのチャンネルを使用出来るのが管理者だけになってしまうので特定のメンバーが利用出来るように設定します。
左側にある役職/メンバーから参加させる役職かメンバーを選択します。
新規にプライベートチャンネルを作成する際には役職しか選択できませんでしたが、ここでは1人1人メンバーを選ぶことも可能になっています。
メンバーを選択したらテキストの権限のメッセージを読むをチェックONにします。
ここでは念の為メッセージの送信もONにしていますが、@everyoneではメッセージを読むだけをオフにしたのであえて送信までONにする必要はないと思います。
こんな感じで参加させたいメンバーを選択して権限でメッセージを読むをON=このチャンネルを閲覧可能にすることで特定のメンバーだけとやり取りが出来るプライベートチャンネルとして活用出来ます。
後でメッセージを読むをオフにすることでそのメンバーがプライベートチャンネルを見れなくすることも可能なので、一時的にプライベートチャンネルに参加してもらうなどの利用も出来ます。
私がDiscordのサーバー設定でつまづいた通知とプライベートチャンネルの設定について紹介しました。