バーチャルYoutuberを応援していると一度は見たり聞いたりするのが「Discord」です。
ゲーマー向けのコミュニケーションツールとして人気となり、バーチャルYoutuberも配信でのコラボで活用しています。
ボイスチャットツールとして大変重宝されていますが、実はテキストチャットも優秀でTwitterとは違うコミュニティを作ることが出来ます。
ファンの集まる場所としてDiscordを活用している方々を見掛けることがありますね。
私も興味はあったのですが機会がなくてなかなか使うことが出来ませんでしたが、最近ついにDiscordを活用する機会があってその快適さに驚きました。
ボイスは使ったことがないのでテキストチャットについて使ってみた感想を書いていきたいと思います。
Discordの使い勝手
Discordは無料で使用出来るボイス&テキストチャットツールです。
パソコンやスマートフォンで使用することが出来ます。
パソコン版ではアカウントなしでも利用出来ますが、仮アカウントでキャッシュが消えてしまうと使えなくなってしまうので登録して使ったほうがいいと思います。
登録に必要なのはアカウントネーム、メールアドレス、パスワードの3つだけなので簡単に利用出来ます。
最初は用語が特殊で迷うことがありますが使っていくうちに慣れると思います。
Discordは基本的に招待制なので招待されないとやり取りを見ることすら出来ません。
招待された人しか見れない安心感があります。
招待されると「サーバー」に入ることが出来るようになりますがこれは部屋のようなものです。
サーバーの中にさらにチャンネルが存在し、ここにそれぞれテキストメッセージを書き込むことが出来ます。
動画の感想チャンネルとか、雑談チャンネルのように用途によってチャンネルを分けてテキストチャットが出来るようになっています。
書き込み画面はこんな感じです。

背景はグレーでこんな風に文字を書き込めて絵文字も使うことが出来ます。
パソコンでの使い勝手はTwitterのDMとほぼ同じです。
ちなみにTwitterのDMには複数人で使える「グループダイレクトメッセージ」機能があるようですが私は使ったことがありません。
招待された複数人がテキストチャットで気軽に話せるのがDiscordのテキストチャットのメリットだと思います。
どういうやり取りをしていたのか後から参加しても見れるのは掲示板に近いような気がしますが、私はLINEのトーク画面を使っていて思い出しました。
Twitterで知り合った人にLINEIDを教えるのは私は抵抗がありますが、Discordなら気軽にアカウントを教えられますしそこでLINEのトークのように話せるのはいいなと思いました。
動作が軽いのでストレスもないですし、元々ゲーマー向けに人気があったツールで何か作業しながらでも使いやすいようになっているので例えば動画を見ながらテキストでやり取りすることも簡単に出来て非常に良いツールです。
ファンコミュニティに活用できる
Twitterでファン同士仲良くなって色々話すのは楽しいことです。
ただ仲良くリプライをたくさんするとこの2人をフォローしてる人のタイムラインが会話で埋まってしまいます。
2人ならいいんですけど3人、4人と気が合う人がいると周りの人に迷惑になってしまうと遠慮がちになってしまいますし、DMではテンポも悪くなって会話が弾まないこともあると思います。
また仲良くなってプライベートのことも話したい時にTwitterでは誰でも見れる状態なのでやはりつぶやきにくいことはあります。
そんな時に招待制で軽快に動くDiscordは最適です。
3人位の少人数でも気軽に使えますし、50人くらい居てもクローズドなTwitterのように使えるので便利です。
Twitterのファンコミュニティと別にファンコミュニティを作れるのがDiscordのテキストチャットを使う最大のメリットだと思います。
仮にTwitterのファンコミュニティと全く同じ人間でDiscordのファンコミュニティを形成しても招待された人しか見れないクローズドな空間という事で、話す内容が少し変わってくるはずなので活用するメリットはあります。
逆にデメリットですがファンコミュニティとして活用するとDiscordとTwitterで人が連動してしまう点です。
どういうことかと言うとTwitterでファンの人を集めると当然知っている人やフォロワーが集まってくることになります。
知らない人同士でも同じバーチャルYoutuberのファンなのでDiscordを機会に繋がることもあるでしょう。
トラブルなく仲良く話していければいいのですが、もしも合わない人が出てきてしまった時に一気にDiscordが堅苦しい空間になってしまいます。
Twitterで会話している分には仲良く出来てもクローズドな空間で話していたらタガが外れて嫌な人になってしまうなんてこともありえます。
そんな時のためにDiscordにもブロックやキック機能がありますが、Twitterと人が連動してしまっていると簡単にはブロックやキックは使えないと思います。
「Discordで何もしてないのに突然ブロックされた」
「会話内容全部暴露する」
なんてTwitterで騒ぎ始めたらトラブルの元になってしまいます。
Discordでブロックしたら終わりとはならず、当事者と話し合わなければならない点がDiscordをファンコミュニティで使用するデメリットでしょう。
トラブルを回避するためにも無差別に誘うよりはある程度信頼できる人を招待したほうがいいと私は思います。
わざわざアカウント作ってDiscordなんて使うのは面倒くさいなと使うまでは思っていましたが、使ってみるとコミュニケーションツールとして素晴らしいですし招待制なので思ったことを気軽に書けるのがストレスフリーでかなりいいです。
使い方も慣れれば簡単ですしDiscordはテキストチャットだけでもおすすめ出来ます。