イギリス生まれノルウェーを中心に活動する世界的人気を誇る音楽プロデューサーAlan Walker(アラン・ウォーカー)さんはYoutubeのチャンネル登録者数2900万人、このチャンネルに掲載された動画の再生回数だけでも70億再生されている凄い方です。
1997年生まれの22歳で世界でもトップクラスの音楽プロデューサー、DJとなった人物です。
日本でも非常に人気のある存在でキズナアイちゃんの音楽活動でEDMやDJについて知った私でもアランウォーカーさんの名前は知っていました。
まさかキズナアイちゃんと話すアランウォーカーさんが見れるとは動画が投稿された時は嬉しかったです。
そんなアランウォーカーさんについて調べて紹介したいと思います。
Alan Walkerさんについて
物心ついた時からパソコンやインターネットのある生活環境の中で育ってきたデジタル世代らしく元々はプログラミングやグラフィックデザインに興味を持っていたそうです。
音楽を始めたのは2012年アランウォーカーさんが15歳の時です。
オンラインのゲーム友達などの力を借りてパソコンで作曲した曲がすぐにレコード会社の目に止まり、イギリスのレコードレーベルNoCopyrightSoundsという著作権フリーの音楽をリリースする会社を通して発表した「Fade」が大ヒットして現在の再生数は3億8000万再生されています。
アランウォーカーさんといえば黒いパーカーに黒いマスクがトレードマークにもなっています。
あのハッカー集団「アノニマス」やテレビシリーズ「Mr. Robot」からインスピレーションを受けた匿名性のある姿は「誰でもアランウォーカーになれる」メッセージ性があるそうで彼のファンWALKERSはお揃いの黒いパーカーやマスクを身に着けてライブに行くそうです。
また自分の外見に注目するのではなく純粋に音楽を聞いてほしいという想いもあるようです。
アランウォーカーさんのインスタグラムからいくつか写真を載せますが純粋に格好良いと思います。
ロゴはグラフィックデザインに興味を持っていた自分自身の手でアランのAとウォーカーのWを組み合わせて作成されました。
色々な想いやビジネス戦略もあるのかもしれませんがシンプルにスタイリッシュでクールだと思います。
数々のヒット曲
アランウォーカーさん最大のヒット曲「Faded」のオフィシャルMVです。
Youtubeだけでも24億再生と異次元の再生数を記録しています。
この曲は先ほど紹介した「Fade」をSony Music Sweden傘下の「MER Musikk」と契約してノルウェー出身の女性シンガーIselin Solheimさんがヴォーカルを務める形で2015年4月に再リリースされたものです。
Iselin SolheimさんはFadedの歌手を募集したオーディションを開催した時の最初の応募者で1人目で採用が決まったそうで運命を感じますね。
美しい歌声です。
世界中のチャートで1位となりSpotifyのTop 50 Global(世界のトップ50曲)でトップ10入りを果たすほどの大ヒット曲となりました。
この曲のヒットで大学を中退して音楽活動に専念するようになったそうです。
FadedはFadeの過去形で色褪せる、消えていく意味があってその題名通りの幻想的な儚げな雰囲気を感じます。
Youtubeで9億4000万再生「alone」のオフィシャルMVです。
ヴォーカルは公表されていませんがスウェーデンのシンガーソングライターNoonie Baoさんだと言われています。
この曲やFadedもそうですがアランウォーカーさんの作る曲はノリノリのEDMとは少し違って美しい澄んだイメージがあります。
宇宙を連想する人もいるようですが、北欧らしい暗い青のような透き通った音色だなと私は思いました。
aloneはMVが素晴らしくて1つの映画を見たようなそんな物語性があります。
アランウォーカーさんの故郷ノルウェーのベルゲンという街に焦点を当てて撮影されたそうです。
ノルウェーのベルゲンは「アナと雪の女王」のモデルにもなった首都オスロに続く第2の都市です。
aloneは一人ぼっちとか孤独という意味の言葉です。
MVを見ると一人きりじゃないよ、繋がることが出来るというメッセージを感じますが、故郷の街で撮影されたことを考えるとこの曲を通してアランウォーカーさんと繋がることが出来るというようなメッセージも込められているのかもしれません。
アランウォーカーさんの曲を紹介するために色々聞きましたがどれもいい曲でどれを紹介するか迷いました。
オフィシャルMVとは別にライブパフォーマンスもサイバーな感じで格好良くて素晴らしかったので興味があったらぜひアランウォーカーさんをチェックしてみて下さい。